今年度、1回目の津波の避難訓練を実施しました。
本来ならば、避難指定ビル(ドゥペールワコー大道)まで全員で避難しますが、今回はコロナウイルス感染予防対策の為、園内での訓練となりました。
⦿地震発生を知らせる放送を聞き、各クラスごとに安全な場所に避難します。
🌊5歳児ひまわり組
それぞれぬり絵やワークをしていましたが、手を止めて机の下に避難します。机の脚を握り、自分の頭や体を守ります。
🌊4歳児さくら組
朝の会の途中でしたが、急いで机の下に避難します。避難を知らせる内容が、理解出来るようになり「地震がきた!」と自ら机の下に避難したお友だちもいました。
🌊3歳児れんげ組
朝の会の途中でしたが、急いで机の下に避難します。ダンゴムシのポーズもよくできていて自分の頭も守れています。
🌊1,2歳児たんぽぽ組
ブロックで遊んでいる時間帯でしたが、遊びの手を止めて、担任が被せる布団の下に避難しました。小さいクラスでは、布団が落下物のクッションになってくれるので、訓練の時は布団で身を守ることもあります。
⦿地震発生後に近隣の海辺で津波が発生したと放送が流れ、クラスごとに安全を確認しながら急いで園庭に避難します。
🌊小さなクラスのお友だちは、避難車やおんぶで避難します。大きいクラスのお友だちは、点呼が終わり次第、避難場所まで歩いて避難します。
🌊実際に災害が発生した際、ライフラインが途切れてしまうことが予測されます。園内で避難ができない場合は、正門前に避難場所を掲示して避難しますので、保護者の方は状況が落ち着いたら、正門を確認して避難場所までお迎えにきて下さい。※避難場所は重要事項説明書の最終ページに記載してあります。
4,5歳児クラスは、訓練後”津波について”の集会に参加しました。
🌊担当保育士から、津波とはどういう波なのか?またどうやって発生するのか?などのお話があり、みんなで津波について学びました。
🌊津波とは地震が発生した時に、海底の地盤が盛り上がることで、大波が発生することだと知り「そうだったのか!」とうなずく姿が見られました。
🌊津波が発生した時どう避難したらいいのか?また、どんな場所に避難する事が安全なのか?をクイズ形式で答えました。
①津波が発生した時、どのような手段で避難するのがよいか?
A:車で避難する B:あるいて避難する 答え:B
🌊地震や災害時に車で避難すると、道路が渋滞してしまい逆に動けなくなり避難が遅れます。東日本大震災の時に、車で避難していて津波に飲み込まれ命を落とした人がたくさんいます。
②津波が発生した時避難する場所は?
A:山やビルの高い場所 B:公園や広場など広い場所 答え:A
🌊東日本大震災の時、ビルの高台や山の方へ避難して、助かった人が多いと言われています。
🌊最後に、津波の紙芝居をみんなで見て、避難の仕方を再確認しました。
「にげてにげて つなみがくるよ!」※童心社(引用)
🌊津波発生時を想定して、しらかば保育園では年に2回津波避難訓練を実施しています。次回の訓練は6月に実施予定です。年長クラスは実際に、津波避難指定ビル「ドゥペールワコー大道」まで避難してみようと思います。