今年度最後の避難消火訓練を実施しました。
今回は、日にち・時間・出火場所等を予告せず、職員や園児の動作確認を含めて、突然地震や火災が発生した時に、素早くどのように避難するかを考えながら訓練しました。
🏢地震発生の放送🎤
「地震です。地震です。速やかに安全な場所に避難してください。」
地震の知らせを聞いて、身を守る行動をとった後、急いで第1避難場所へ避難します。
小さいクラスのお友だちは、避難車に乗って避難準備をします。
乳児クラスは、保育士がおんぶ紐でひとりずつおんぶし、避難の準備をします。その際、靴や防寒着は一つにまとめて避難場所へ運びます。
3,4,5歳児は、持参しているハンカチで口と鼻を覆い、煙を吸い込まないように避難します。
担当保育士と一緒に
①おさない ②はしらない ③しずかに ④もどらない ⑤ちかよらない
のお約束を、絵カードを見ながらおさらいしました。
続いて…5歳児ひまわり組は、津波と浸水を想定して高い場所へ避難する訓練を実施しました。
保育園では、2階の職員室が一番高い場所なので、水が1階に浸水してきたら避難する場所は職員室だということと、津波の時は保育園の2階よりも、もっともっと高台に避難しないといけない話を担当保育士より聞きました。6月に津波避難訓練で訪れたドゥペール和光ビルや、大道小学校など、安全で高い地域の避難指定ビルや場所について、改めて思い出し避難するために大切な場所があることを学びました。
最後に、明日は3,11(3月11日)。東日本大震災から12年目を迎えます。テレビやニュースで報道もされていますが、大きな津波で命を落とした人がたくさんいることを知り、避難訓練がどれほど大切なのかを、改めて考える良い機会となりました。その中で不安になり「ぼくたちはどうやって避難したら助かるの?」と質問する姿も見られました。まずは、毎月の訓練に欠かさず参加し、そこでの教訓を活かしていく事を伝えました。
ひまわり組にとっては、今回が最後の訓練となりましたが、小学校へ行っても、避難訓練の時間を大切に、自分で命を守る行動をとれるようになってほしいと願います。